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冬はスキー(棲息地:太平山オーパス)、乾燥路は自転車で体力維持する親父の記録 食べ物…いやしい系(^_^;) 意外にアート好き、最近は鏝絵(こてえ)と土蔵に野草や花に興味あり
大地の芸術祭2015 1日目②
 「うぶすなの家」「胞衣ーみしゃぐち」に続いて、ノーマークで全く期待せずに「もぐらの館」へ。
 廃校になった三階建ての小学校全体を使った作品群。

 入ると廊下が土壁になり床は枝葉と土で覆われ、入った途端に異空間に入ったような「もぐらの散歩道」。
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 それぞれの教室には色々なテーマの作品が並ぶ「日陰棚~土からの染め色の心地」。
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 越後妻有の「まぶ」:水田の水を流すための素掘りのトンネルを撮影した「MABU(光ノ境界)」も印象的だった。
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 「landscape」の土から焼物のグラデーションもきれいだった。
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 アフリカはマリ共和国のモスクの写真群「祈りから生まれた土の造形」にも見入ってしまった。
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 そして階段部分を全面に使った作品「原子へと続く道」。いろんな色の土でスズメバチの巣のような、アフリカの呪術を思わせるような、圧倒的な迫力。
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 なにかまがまがしさを感じる。
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 もう一つの階段部分を使った作品「泥枯山水階段」、縄に泥を塗りつけた粗い造形が面白く、フクロウはリアル。
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 窓の石のような滑らかな部分と対比されていた。
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 そして「土壌モノリス―日本の土・1万年のプロフィール」。
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 妻有や日本、世界の代表的な砂や岩粒などの土壌をフレームにはめ込んだ「地層標本」がたくさん展示されている。
 これが自分でも分からないのだが、ツボにはまってしまった。
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 上方からの照明がゴツゴツ感を強調し、土や根っこのもつ存在感、その土地の記憶、地球の歴史などが直感的に感じられる。
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 教室を出て広い体育館には縄・布・木枠で作られた大きなドーナツ状の椅子があり、中はおがくずで埋められていて柔らかい優しい雰囲気で作品でないのが不思議に思えた。寝っ転がって休んでいる方もいるように、緊張を強いられた作品群の後にほっとする空間だった。
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 校庭には「風還元「球体 01」」、直径約4.2メートル、厚さ25センチの土の球体、中は空洞だが、重さは21トン。
 雨ざらしにされて表面が変化していくのが楽しみになる。
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 四方に空けられた四角い窓、その周りにある4つの丸い金属棒、自然と人工の取り合わせに緊張感を感じる。
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 校庭の上には美しい棚田が広がっていた。
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 「大地の芸術祭2015」で一番、心に残った作品群が「もぐらの館」だった。
 廃校、異空間、広い空間、暗い空間、土や泥、自然素材など自分の惹き付けられる好みが把握できた。

 14zawa BLOB 「【紹介】Soil Museum もぐらの館(作品番号 T259):大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」に詳しい解説があり参考にさせていただきました。


大地の芸術祭2015 1日目① 「うぶすなの家」「胞衣ーみしゃぐち」
大地の芸術祭2015 1日目② 「もぐらの館」
大地の芸術祭2015 1日目③ 「光の家」
大地の芸術祭2015 1日目④ 「キナーレ」「コインランドリー」「絵本と木の実の美術館」「船の家」
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