
なんだかミートホープ社のようなことをやっているな〜。
豚混入のひき肉を「牛ミンチ」と偽装
ミートホープ社、今度は鶏肉を偽装 他
2007年6月20日、北海道加ト吉(加ト吉の連結子会社)が製造した「COOP牛肉コロッケ」から豚肉が検出されたことが報道された。加ト吉が事実確認を行ったところ、北海道加ト吉には原料の取り扱いミスはなく、ミートホープの責任者は加ト吉に「納入している牛肉に豚肉が混ざっていた」と報告した。
その後、
*牛肉の挽肉の中に豚肉を混ぜたり、色の悪い肉に血液を混ぜて色を変える
*消費期限が切れた商品のラベルを変えて出荷
*腐りかけて悪臭を放っている肉を細切れにして少しずつ混ぜる
*鳥インフルエンザが流行した際に値段が下落した輸入鴨肉を大量に購入して混入する
*パンを肉代わりに混ぜる
*偽造当初は大量の化学調味料を挽肉に混ぜ、のちにコストを下げるために鶏・豚・パンなどの代替品に変更
*冷凍肉の解凍に雨水を使用
*ミンチに水を混ぜる
等、様々な不正行為を長年に渡って行っていたことが発覚した。
挽肉以外では、馬肉に牛脂を塗り「牛カルビ」と詐称して販売していたことが発覚。牛肉以外では、大手国産鶏肉製造販売会社の袋を複製し、これに安価な外国産鶏肉を詰め、学校給食業者などに販売していたことも発覚している。また、北海道加ト吉から廃棄処分のコロッケを2年間工場長を通じて合計40万円で買い取り、工場長に私的に現金を渡していたことも発覚、工場長は解任された。
こういった偽装はBSE問題が発覚し牛肉が入手しにくくなってから偽造を始めたと社長がコメントした。
この件に対し、記者会見で当初社長の田中稔は否定していたがその後、取締役である社長の長男に促され記者会見で田中が関与を認めた。
6月24日午後から、北海道警察と苫小牧署は不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で本社など10箇所の家宅捜索を行った。同日、北海道加ト吉の工場長が本来捨てるべきであるコロッケをミートホープ社に販売し、20?30万円の利益を不正に受け取り、利益に計上せず懇親目的に使用していたことが発覚した。この工場長は同日付で解任された。そのなかで田中は記者に対し「半額セールで(冷凍食品を)喜んで買う消費者にも問題がある」と消費者を批判するコメントをした。
ちなみに事件発覚まで食肉卸業界からはミートホープは何肉でも買い取る「最期のゴミ箱」と呼ばれていた。
後にこの事件に関して、事件を起こしたミートホープの元幹部が事件発覚1年も前から北海道庁や農林水産省に牛ミンチのサンプルを持ち込み内部告発していたにも関わらず、北海道庁や農林水産省の対応の悪さにより捜査が遅れていた事実が判明する。この元幹部は事件発覚後に農水省に対し抗議している。北海道庁や農林水産省は2002年から8度もミートホープに対して立ち入り検査を行っていたが、不正は見抜けなかった。
6月25日には、会社を休業し、全従業員を解雇する方針を明らかにした。従業員の中にはやむなしと考え素直に受け入れる者もいたが、解雇に不満を持つ従業員らが労働組合を結成した。労働組合結成から次の日にはミートホープが一部の社員解雇を撤回するとした。また、事件の重大さから会社を廃業する予定だったが休業後に社名を変更して会社を始めると社長が語り、社長の長男と次男が経営するグループ企業はそのまま存続をすることを社長が述べた。そして、2007年7月10日になり田中社長がミートホープ社の自己破産を申請すると発表した。
この一連の騒動は消費者の品質表示に対する信頼を失墜させた。ちなみに、類似した事件として2006年11月に産地品種銘柄の精米にくず米をブレンドして販売していた日本ライス(東大阪市)があり、同社社長ら7人が不正競争防止法違反および詐欺罪で逮捕された。
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