「Q:農家からもらっただいこんを切ったら、根に近い部分が青紫色に変色しているがなぜか。
A:現物を確認していないため、はっきりしたことはわかりませんが、だいこんが紫色に変色するのは、(1) 老化により、だいこんに含まれるアントシアン色素が変化する、青あざ症といわれる生理現象を起こしたこと、(2) だいこんのとうがたつ(花茎が成長し、食用に適さなくなること)直前に中心部が変質し淡い暗緑色になること、等によるものと考えられます。いずれも食しても衛生上の問題はありません。
(平成13年12月回答)」
Yahoo!知恵袋では
青あざ症とか青変症の大根です。原因はアントシアンと言う大根に含まれる色素が作用している場合とホウ素が欠乏して平均気温が25度を越えると大根の生理作用で青くなる場合があります。いずれにしても食べるには全く問題ありません。安心して食べてください。
漬け物になって売られていることもあるようだ→COOP商品検査センター
Q:べったら漬を切ったら真中の部分を中心に青緑色になっていました。
A:この大根は青あざ症と呼ばれる生理障害を起こしていたものと思われます。青あざ症とは大根の中心部分(水分、栄養分を吸 収する組織)が黒色、青緑色に変色して組織が硬くなる大根の生理障害の一つです。
一般的に青あざ症は乾燥・高温、過湿、ホウ素欠乏などが発生要因として推測されています。
大根の栽培後半の平均気温が25℃以上の気象状況下で特に発生しやすく、育成中の8月は高温、多雨が発生するため、影響を受けたものと考えられます。
原料の中心部に発生した青あざ症は外見からは全く判別ができないため、除去するのが困難なのが現状です。
なお、青あざ症にかかったべったら漬を召し上がられても健康に害はありませんが、苦いなど食味はよくありません。
アントシアニン(アントシアン から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アントシアニン (anthocyanin) は植物界において広く存在する色素、アントシアン(anthocyan, 果実や花の赤、青、紫を示す水溶性色素の総称)のうち、アントシアニジン (anthocyanidin) がアグリコンとして糖や糖鎖と結びついた配糖体成分のこと。高等植物では普遍的な物質であり、花や果実の色の表現に役立っている。フラボノイドの一種で、抗酸化物質として知られる。
アントシアン anthocyan
日立デジタル「平凡社世界大百科事典」より抜粋
花青素ともいう。植物の花弁や果皮などの美しい色の原因となっている一群の色素の総称。ときには葉や茎(赤ジソ,赤キャベツ)あるいは根(ハツカダイコン)にも存在する。マーカート L. C.Marquart がヤグルマギクの花の青い色素をギリシア語の花 anthos と青い kyanos を表す言葉からアントシアンと名付けたのに始まる(1835)。
アントシアンは水溶性であり,アンモニア蒸気をあてると青ないし緑色に変化し,逆に酸を加えるとすべて鮮やかな赤色となる。これらの点で赤色系の色素であるカロチノイドと容易に区別される。中性からアルカリ側ではひじょうに不安定で,酸性域で安定で,とくに塩化水素によるオキソニウム塩は結晶しやすく,その構造がよく解析されている。
赤くなるかと米酢に漬けてみた(右)が、脱色されてしまった (^^;)。

見たことないですね。
「すがくってる」ことは多々ありますが。。。
ぽこぺんと申します。
最近「糖鎖」に大変興味を持ち、色々調べているうちに、貴サイトに出会いました。
ダイコンの青色変化、大変参考になりました。
私も僭越ながら「糖鎖ナビ」というサイトを立ち上げてみました。
お時間のある時にでものぞいてみてくださればと存じます。
http://tousa21navi.blog116.fc2.com/
今後とも参考にさせていただきます。
m(__)m
糖鎖、難しい内容ですね(^_^;)。
田中耕一氏が、「予防医学のために糖鎖の研究を発足させた」が印象的でした。
おでんに大根を追加しようと切ったら、断面が青かった・・・・
腐っているのか?
いやいや、こちらのブログで変色したとわかりました。食べても大丈夫なんですね・・・。
頑張りますw
その後も青い大根に出会うことがあります。
自分のアクセス解析でも、サーチワードの頻度が高いので、皆さん同じ経験をしているようです。
古い記事へのコメントお許しください。
先日、いただいてすぐの大根を
焼酎、砂糖、塩で漬けましたところ
3日経つと大根の真ん中部が青く変色
リトマス紙のような感覚でしたが、
やっぱ怖くて、検索してみました。
こちらの解説でとてもわかり易く害がないということで
これからも、青くなってもいただくことにします。
青あざ症(あんとしあんの変色)だなんて、ちょっと、おもしろいです。
季節なのか、この記事へのアクセスが多く、びっくりしています。
大根と言えば、塩漬けしか思い浮かばないのですが、焼酎漬け、砂糖漬けですか~。不思議な感じがします。
あん
まことと申します。
青い大根をひきあててしまい、検索したらここにたどりつきました。
事後報告になりますが、ブログ記事からリンクをはらせていただいております。
もしご迷惑な場合はお手数ですがご連絡ください。
気付き次第修正いたします。
↓
http://ameblo.jp/satos-ato/entry-10440874765.html
ありがとうございました。
リンクは全く問題ありません。
あれは凄かったのですね?(はじめてだったもので・・・)
また寄らせてもらいます~
豚汁をつくろうと先日買った大根を切ってビックリ!!
中が青い・・・
これは大丈夫なのか?!と即検索かけたらこちらにたどり着きました。
食べても問題ないとのことで安心しました~
レスを見ていて同じ経験している方が多いんですね!!
上記レスのまことさんのようにblogでのリンク貼り付けさせていただきます!
NGな際にはご連絡くださいませ。
その後も時々、青い大根に巡り会うことがあります。味が落ちるとのことで、積極的には利用していません。
リンクは全く問題ありませんので、こちらこそ宜しくお願いします。
調理する前に調べてみたところ、こちらの記事を発見。
安心して食すこととします。
すごいお役立ち!!の記事ですね。
ありがとうございました。
二日続けて古いエントリーにコメントを頂いて、大根が美味しい季節になり、皆さん買っていらっしゃるのかなぁ~と思っています。
自分のためにまとめたエントリーですが、お役に立てば、本当にシアワセです。
古いエントリーなのに、最近になりコメントを続けて頂いて、ビックリしています。
少しでもお役に立てれば、こちらこそありがたいと感じています。
まあ、青い大根に当たらないのが一番でしょうが…。
大根を買ったその日に実家から大根が送られて数日たってからスーパーの大根を切ったら青くなっていたのでびっくりしました・・・・。
母は捨てろと言ったのですが、もったいなくてネットで調べていたらここにたどり着きました!
とても為になりました!ありがとうございます!
古いエントリーなのに、11月に入ってから4人の方からコメントを頂きました。
今年は青あざ症の当たり年なのでしょうか (^^;)。
でもご実家からの大根、無駄にならずに済んだようで良かったです。
おかげで安心して食べられます*
いただきます!
できれば出会いたくない青い大根です。
1本購入して、上から下まで切っても、全て真ん中が青くて
こんなことは初めてで、これ食べれるの?と不安に思い、検索しました。
これから安心して炊こうと思います。
ありがとうございます!
2012年の初コメントさせて頂きました^^
こんな古いエントリーでも、少しでもお役に立ててうれしいです。
今年初のコメントと言うことで、本格的な大根の季節になったのだなぁ〜、暑かった夏から秋も終わったんだなぁ〜と思いました。秋田の今朝は雪が積もっていました。
まさに今その状態の大根と対面中。
気になってネットで検索したら、
こちらにたどり着きました。
分かりやすい説明が有難かったです。
今から酢漬けにしようと思いますf(^ ^;
今年もまた、青い大根と出会う方がいらっしゃったようですね。
お役に立てて良かったです。
酢漬け、美味しく食べられることを願います。
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